生活保護 申請手続
申請場所
生活保護の申請を行う福祉事務所・役所は、現在住んでいる住所の福祉事務所・役所となります。
住居のある地域の福祉事務所・役所 |
現在滞在している地域の福祉事務所・役所 |
在留カードに記載されている「住居地」の福祉事務所・役所 |
相談
まず最初に福祉事務所・役所の保護課を訪問し、生活保護を受けたい旨を伝えます。
役所の担当者による、生活状況の聞き取りが行われます。
生活保護は、最後の手段と考えられています。
そのため、生活保護以外に利用可能な制度があるか、活用できる資産が無いか、親族からの援助は期待できるかなどの聞き取りが行われます。
生活保護の必要性の判断
判断し易い理由(病気で入退院を繰り返しているなど)であれば、申請までの時間はかからないと思います。
それ以外の場合は、慎重に対応するため、申請までに時間がかかります。
聞き取りの結果、生活保護が必要であると、役所の担当者が判断した場合、申請書を渡されます。
改善点があると判断した場合は、申請書は渡されず、その点を改善するよう求められます。
申請人
ご夫婦の場合は、一緒に訪問したほうが申請しやすい場合があります。
申請書
役所の担当者から渡された申請書に、記入していくかたちとなります。
書類が数枚にわたるため、記入だけでも1時間ぐらいかかります。
下記の必要書類に基づいて必要事項を記入していきます。
その後、担当者による生い立ち(生活歴、職歴)などの聞き取りが行われる場合があります。
必要書類
以下の書類等が、福祉事務所での申請の際に必要となります。
生活保護の対象となるか判断するために利用されます。
現状を説明するための資料として、出来るだけ持参することをお勧めします。
印鑑 | 申請人ごと |
身分証明書 | 免許証など |
マイナンバー | |
在留カード | 外国人の場合、世帯全員 |
パスポート | 外国人の場合、世帯全員 |
借家の契約書 | |
家賃の領収書 | 通帳、領収書など |
預金通帳 | 直前に記帳、約一年分、世帯全員 |
年金 | 年金手帳、年金定期便、年金証書、世帯全員 |
生命保険の証書 | 契約している場合、世帯全員 |
健康保険証 | 世帯全員 |
病院の診察券 | ご病気の場合、世帯全員 |
病状が分かる資料 | 処方されている薬の説明書など、世帯全員 |
自立支援医療等受給者証 | 所持している場合、世帯全員 |
障害者手帳 | 所持している場合、世帯全員 |
扶養義務者の連絡先 | 親、兄弟姉妹、子供の住所・電話番号、世帯全員 |
最近の給与明細 | 直近3か月、世帯全員 |
公共料金 | 電気、ガス、水道などの領収書 |
借入先、借入額 | メモ書きで可 |
車検証 | 自動車を保有している場合 |
標識交付証明書 | オートバイを保有している場合 |
また状況によって、他の書類等も必要となる場合があります。